カンボジア・タイ国境情勢について
■ 1. 現在起きていること
2025年7月24日、カンボジア・タイ国境付近で両国軍の本格的な武力衝突が発生しました。
場所は、カンボジア側(ウドーミエンチェイ州・プレアビヒア州)と、タイ側(シーサケート県・スリン県・ブリラム県・ウボンラチャタニ県)を中心とする国境地域です。
この衝突は、5月末から続く緊張状態が悪化し、偶発的な小規模衝突から、兵器を使用した大規模攻撃に発展した点が大きな特徴です。
その後10月26日にカンボジア王国・タイ王国間で国境紛争に関する共同宣言が署名されましたが、軍事的措置が相次ぎ発生しています。
■ 2. 駐在員・出張者が気をつけるべきポイント
(1)国境から離れていても安全とは限らない
タイ側では国境から20km以上離れた場所でも被害が発生し、カンボジアでも数十km離れた地域の住民が避難しています。
(2)国境周辺の地域には近づかないこと
今後も不測の事態が発生する可能性があります。
複数の情報源(大使館、安全情報サイト、現地ニュース等)で最新情報を確認し、国境近くへの移動は避けてください。
(3)軍事行為・軍事施設の撮影禁止
タイ当局は軍事行為の撮影を禁止しています。
軍事関連施設の撮影は、情報統制の対象となり、拘束されるリスクがあります。
これはカンボジア側でも同様です。
▶ 撮影は絶対に行わず、慎重な行動を心がけてください。
■ 3. 情報収集先
安全確保のため、以下の情報源を継続して確認してください。
● 外務省海外安全ホームページ https://www.anzen.mofa.go.jp/
